- 日時・場所
- 11月8日(日)/鳥取大学乾燥地研究センター
- 担当者
- 黒崎 泰典(乾燥地研究センター (総合的砂漠化対処部門 准教授))
- 構成
- 90分+議論
- 内容
- 春になると黄砂が飛来します。その正体は乾燥地の嵐(砂塵嵐)で巻き上げられた小さな土の粒です。
講義前半では、①どのようにして乾燥地ができあがるのか、雲画像を見て考えます。後半では、②黄砂が発生する仕組み、③黄砂の私たちの生活への影響について紹介します。黄砂発生の仕組みの理解をもとに④黄砂被害を防ぐための対策を考え、「持続可能な開発」の実現について議論を行います。時間に余裕があれば、土の粒子の大きさと黄砂の発生しやすさについて実験を行います。
- 到達目標
- 【知識・理解】
・乾燥地形成のメカニズムを理解する。
・気候変動、人間活動、砂漠化と黄砂発生(土の舞い上がり)の関係を理解する。黄砂の私たちの 生活への影響を理解する。
【科学的思考・表現力】
黄砂被害対策と人々の生活の両立の議論を通じて科学的思考・表現力を養う。