令和元年度 活動報告

【R01基礎・探究】学習成果発表会・サイエンスカンファレンス報告会・閉講式

 令和元年12月22日に,鳥取大学の広報センターにて,学習成果発表会および,サイエンスカンファレンス2019報告会,閉講式が行われました。

 午前中,基礎プログラムの受講生は発表練習と講義まとめ新聞の修正作業を行いました。同時に,半年間かかわったメンターから受講生の学習態度などについてフィードバックが行われました。探究プログラムの受講生は,この1年間の活動についてや今後の活動について,受入担当の先生や推進室スタッフと話し合う「活動まとめ会」を行いました。
 午後の学習成果発表会では,今年度の基礎プログラムの受講生が製作した新聞をもとに,今年の講義で学んだ学習成果の発表がありました。そこでは,受講生がそれぞれ担当した箇所の記事について紹介し,各講義を受けて考えたことなどについて発表していました。その後,今年度のサイエンスカンファレンス2019に参加した2名の受講生によるサイエンスカンファレンス報告会がありました。それぞれの受講生は,発表に向けてどのようにポスターを作成したかや,カンファでの様子などについて話してくれました。
 最後に閉講式が行われ,まず鳥取大学の田村理事からサイエンスカンファレンス2019の受賞者に賞状が,加えて分野賞受賞者には記念品も手渡されました。その後,今年度の基礎プログラム受講生と今年度で修了する探究プログラムの受講生に修了証が手渡されました。受講生の皆さん,約半年間~約2年間お疲れ様でした。また,保護者の皆様も,ジュニアドクター育成事業の運営にご協力いただきまして,誠にありがとうございました。

 今年度の環境基礎プログラム(第一段階)の受講生のうち,第二段階への進級を希望する受講生は,選抜試験をへて,約2年間の環境探究プログラム(第二段階)に進みます。その募集につきましては,3月上旬にお知らせいたします。また,2年目の探究プログラムにつきましても4月頃をめどにお知らせいたします。

2019年12月23日年度:令和元年度プログラム:基礎, 探究

【R01基礎】まとめ新聞作り

 令和元年12月15日(日)にはまとめ新聞作りの活動を行いました。

 今年度も講義のまとめとして,これまで受けてきた講義の内容やそこで行った議論についての新聞を作成しました。受講生は希望する講義のグループに分かれ,講義内容記事担当や議論内容記事担当などの担当を請け負い,他の受講生に取材をしたりしながら記事をまとめていました。

 この日に作成されたまとめ新聞は,次回(12/22)の学習成果発表会にて発表されます。受講生の保護者の皆様も,受講生の皆さんの今年度の活動の成果をぜひ見にいらしてください。

2019年12月16日年度:令和元年度プログラム:基礎

【R01基礎】第13・14回講義

 令和元年12月1日(日)に,鳥取大学広報センターにおいて,第13・14回講義が開講されました。

 第13・14回講義では,本学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センターの早乙女梢准教授による「はじめてのキノコ学~「きのこ」という生物を理解する~」の講義と,遠藤直樹助教による「植物や昆虫を食べるきのこ,育てるきのこ~きのこの驚くべき暮らしとはたらき~」の講義がありました。 午前中の早乙女准教授による講義では,菌類とはどういうものかについてや,きのこはなにを餌にしているか,きのこは生態系において重要な役割を果たしていることなどについてお話いただきました。午後の遠藤直樹助教による講義では,きのこには生態系のバランスを保つ役割があること,きのこのくらしかたには腐生・寄生・共生の種類があること,それらの種類ごとにどういったものを食べているのかなどについてお話いただきました。
 講義後は,人間と自然が共存するにはどうすべきかや,きのこを守り,育てるにはどうしたらよいかということについて話し合い,活発な意見交換がなされました。

2019年12月02日年度:令和元年度プログラム:基礎

【R01探究】サイエンスカンファレンス2019

 令和元年11月16・17日に東京都江東区のテレコムセンターにて,国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催のジュニアドクター育成塾サイエンスカンファレンス2019が開催されました。

 このサイエンスカンファレンス2019では,全国19機関で実施されているジュニアドクター育成塾から受講生代表が集まり,これまで行ってきた研究成果を発表します。この成果発表などの活動によって,自身の研究や受講生自身の向上を図る場となっています。鳥取大学ジュニアドクター育成塾からは今年の研究成果発表会で選抜された河本さんと赤井さんが代表として参加しました。

 初日はポスター発表がテレコムセンター30階の渡り廊下で行われました。代表の2人も発表を見に来られる参加者や一般の方々に,自身が行ってきた研究について説明をしていました。
 翌日は,各実施機関の受講生と一緒に,同会場で行われているサイエンスアゴラに参加しました。ここでは別の実施機関の受講生とグループを作り,そのグループ毎にサイエンスアゴラのブースで行われている催しに参加しました。受講生の皆さんは,現在の社会課題に関するゲームを通じて,現代の社会課題の対策案を考えました。
 その後,ポスター発表の各賞が発表され,鳥取大学ジュニアドクター育成塾からは河本さんが【分野賞(生物領域)】を,赤井さんが【特別賞(アイディア賞)】を受賞しました。彼らの受賞はこれまで行ってきた努力の成果であると思います。お二人ともおめでとうございます。 

2019年11月18日年度:令和元年度プログラム:探究

【R01基礎】第11・12回講義

 令和元年11月10日(日)に,鳥取市浜坂地区にある鳥取大学乾燥地研究センターにおいて,第11・12回講義が開講されました。

 午前中には,乾燥地研究センターの山中典和教授による「砂漠化する地球を救え」の講義がありました。山中教授の講義では,「砂漠」は一般的な砂の砂漠だけでなく様々な種類があること,近年世界中の乾燥地で砂漠化が進行し,その影響は黄砂という形で日本にも現れていること,砂漠化がなぜおこるのか,砂漠化を食い止める対策などについてお話いただきました。
 昼休みの時間にはドーム温室や降雨シミュレーターなどがあるアリドドームや,ミニ砂漠博物館を見学しました。
 午後には黒崎泰典准教授による「モンゴル,黄砂研究の最前線」の講義がありました。乾燥地と天候などの関係や,黄砂が日本に到達するまでのプロセス,そして鳥取大学の乾燥地研究センターがモンゴルに設置している観測サイトについてお話いただきました。また粘土と砂が様々な比率で混ぜられた試料を使って,感触の違いや水の加えた時の様子について観察しました。

 受講生の皆さんは講義後に「持続可能な開発」と黄砂被害対策について議論しました。皆さんは水が不可欠と感じたのか,人工降雨など水をどうやって調達するかについて考えた意見が出されていました。

2019年11月11日年度:令和元年度プログラム:基礎

【R01基礎】第10回講義

 令和元年11月4日(月祝)に鳥取大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)棟にて鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー(GSC)研究センターの伊福伸介教授による第10回講義「カニの廃殻由来の新素材「キチンナノファイバー」の製造と実用化」の講義が実施されました。

 午前中の講義では,毎年発生するカニの廃殻を活用できないかというキッカケから研究を始めたことや,キチンナノファイバーとはどういうものか,現在では医療や美容,食品などさまざまな分野に使われていることなどのお話を伺いました。その後,実験室に移動し,プラスチックを実際につくる実験や,高分子を合成する実験を行いました。受講生の皆さんはさらさらだった液体が反応によってねばねばになる様子を興味深く観察していました。

 午後の議論では,「キチンナノファイバー」を使った新商品について意見を出し合いました。受講生の皆さんは,新商品とそのキャッチコピーを一生懸命考え,様々なアイディアを出していました。

2019年11月05日年度:令和元年度プログラム:基礎

【R01基礎】第9回講義

 令和元年10月20日(日)に鳥取県日野郡江府町にある中国電力俣野川水力発電所にて第9回講義「発電におけるベストミックスを考える」の講義を行いました。

 午前中は実際に発電を行っている発電所を見学しました。俣野川水力発電所は,揚水式発電とよばれる発電形式を用いています。この揚水式発電とは,上部と下部に2つの貯水池(ダム)を設け,電力需要のピークに合わせて上池から水を落として発電し,電力需要の少ない時間帯に下池から水をくみ上げるという,電力需要・供給の平準化を狙う蓄電を目的した発電形式です。受講生の皆さんは,発電所のスケールの大きさに驚いていたようです。

 午後は,中国電力のスタッフによる講義が行われました。昔は電力需要の少ない夜間にあまった電力で下の貯水池からの水のくみ上げを行っていたが,近年では太陽光発電の発展などによって日中に電力があまるようになったため,日中にくみ上げを行うようになったことや,現在の中国電力における発電バランス(火力・水力・原子力・自然エネルギーなどの発電方法の組み合わせ)がどのようになっているのかについてお話しいただきました。議論では,どのようなバランスで発電をするとよいのかについて意見を交わし,ホワイトボードに円グラフでまとめていました。

2019年10月21日年度:令和元年度プログラム:基礎

【R01探究】鳥取大学ジュニアドクター育成塾研究成果発表会

 令和元年10月13日(日)に鳥取大学地域学部棟にて,鳥取大学ジュニアドクター育成塾研究成果発表会が開催されました。

 この研究成果発表会は,環境探究プログラムを受講する10名の受講生が,これまでの1~2年間の研究の成果について発表します。発表者は研究成果をまとめたA0のポスターを作り,そのデータをプロジェクターで映しながら発表します。この研究成果発表会で発表された中から2件の発表が選抜され,その発表者は11月16・17日に東京で行われるジュニアドクター育成塾サイエンスカンファレンス2019で鳥取大学ジュニアドクター育成塾の代表として発表を行います。

 当日は,田村理事の挨拶の後,発表を審査する3名の審査員の紹介がありました。その後,10名の受講生による8件の発表がありました。

(1)太陽光パネルの適した設置環境の検討~パネル温度および発電量の視点から~
   安藤 太亮・西村 優貴(自然エネルギーコース)
(2)菌根性きのこテングタケ類の最適な分離培養法の調査
    山名 有希人(菌類きのこコース)
(3)イオン液体電解液中におけるケイ化物電極のリチウム二次電池負極特性
    山根 匠生(GSCコース)
(4)胞子の形態とキノコの生態との関係
    河本 苺夏(菌類きのこコース)
(5)水質改善方法を探る
    田村 綾梨・尾崎 空(高専コース)
(6)きのこの菌糸を飼う
    田村 瑛梨(きのこコース)
(7)中海の環境を浄化するための方法を探る
    赤井 陽央(高専コース)
(8)きのこの生命力の探求パートⅢ ~きのこの分解酵素の生産を調べる~
    石倉 要(きのこコース)

 審査の結果,(4)の河本さん,(7)の赤井さんの研究が,サイエンスカンファレンス2019で鳥取大学ジュニアドクター育成塾の代表として発表することとなりました。
 発表された研究はどれもすばらしく甲乙つけがたいものでした。選ばれたお二人は鳥取大学ジュニアドクター育成塾の代表として,サイエンスカンファレンス2019での発表をがんばって欲しいと思います。また,選ばれなかった受講生の皆さんも,これまでの研究活動を通してすばらしく成長されたと思います。受講生の皆様の今後の活躍を期待したいと思います!

2019年10月14日年度:令和元年度プログラム:探究

【R01基礎】第7・8回講義

 令和元年10月6日(日)に,鳥取大学広報センターにおいて,第7・8回講義が開講されました。

 第7・8回講義では,農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの伊藤啓史准教授による「地球環境の変化と人獣共通感染症」の講義と,伊藤壽啓教授による「鳥インフルエンザウイルスのルーツを探る」の講義がありました。
 午前中の「人獣共通感染症」の講義では,地球温暖化や人口増加に伴う経済活動によって,新興感染症の出現が加速化していることや,日本で狂犬病が発生していないのはどのような対策によるものなのかについてお話いただきました。議論では,人獣共通感染症の新たな発生を防ぐ方法について話し合いました。
 午後の「鳥インフルエンザウイルス」の講義では,最初の宿主にいるときに非病原性であった鳥インフルエンザウイルスが,どのように伝播して高病原性になっていくのかや,日本への感染ルートについてお話いただきました。また,実際にインフルエンザ簡易診断キットと試料を用いて模擬検査を行い,診断キットがどのような仕組みで判定を出すのかについて学びました。議論では感染症予防と自然保護という異なる2つの立場がある問題を解決すべく,さまざまな意見が出されました。
 また,この日はこれまでの講義中の様子やレポートの評価について,メンターから受講生にフィードバックが行われました。

2019年10月07日年度:令和元年度プログラム:基礎

【R01基礎】第6回講義

 令和元年9月29日(日)に鳥取大学地域学部棟において,鳥取大学農学部生命環境農学科の田川公太朗准教授による第6回講義「自然エネルギーの基礎と利用」が開講されました。

 午前中の講義では,地球温暖化を防止するためには,温室効果ガスの排出量を減らし,エネルギー資源を節約することが重要であること,その方法の1つとして太陽光や水力,風力といった自然エネルギーを利用した発電をすること,それらの発電方法はどのような仕組みであるのかなどのお話を伺いました。議論では発電事業と環境保護という異なる2つの立場がある問題を解決すべく,さまざまな意見が出されました。
 午後は,ソーラーパネルの距離や角度を計測し,より発電量が多くなる位置を探す実験を行いました。受講生の皆さんは真剣な表情で光源からの距離や角度を計測していました。

2019年09月30日年度:令和元年度プログラム:基礎
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