【R01探究】鳥取大学ジュニアドクター育成塾研究成果発表会
令和元年10月13日(日)に鳥取大学地域学部棟にて,鳥取大学ジュニアドクター育成塾研究成果発表会が開催されました。
この研究成果発表会は,環境探究プログラムを受講する10名の受講生が,これまでの1~2年間の研究の成果について発表します。発表者は研究成果をまとめたA0のポスターを作り,そのデータをプロジェクターで映しながら発表します。この研究成果発表会で発表された中から2件の発表が選抜され,その発表者は11月16・17日に東京で行われるジュニアドクター育成塾サイエンスカンファレンス2019で鳥取大学ジュニアドクター育成塾の代表として発表を行います。
当日は,田村理事の挨拶の後,発表を審査する3名の審査員の紹介がありました。その後,10名の受講生による8件の発表がありました。
(1)太陽光パネルの適した設置環境の検討~パネル温度および発電量の視点から~
安藤 太亮・西村 優貴(自然エネルギーコース)
(2)菌根性きのこテングタケ類の最適な分離培養法の調査
山名 有希人(菌類きのこコース)
(3)イオン液体電解液中におけるケイ化物電極のリチウム二次電池負極特性
山根 匠生(GSCコース)
(4)胞子の形態とキノコの生態との関係
河本 苺夏(菌類きのこコース)
(5)水質改善方法を探る
田村 綾梨・尾崎 空(高専コース)
(6)きのこの菌糸を飼う
田村 瑛梨(きのこコース)
(7)中海の環境を浄化するための方法を探る
赤井 陽央(高専コース)
(8)きのこの生命力の探求パートⅢ ~きのこの分解酵素の生産を調べる~
石倉 要(きのこコース)
審査の結果,(4)の河本さん,(7)の赤井さんの研究が,サイエンスカンファレンス2019で鳥取大学ジュニアドクター育成塾の代表として発表することとなりました。
発表された研究はどれもすばらしく甲乙つけがたいものでした。選ばれたお二人は鳥取大学ジュニアドクター育成塾の代表として,サイエンスカンファレンス2019での発表をがんばって欲しいと思います。また,選ばれなかった受講生の皆さんも,これまでの研究活動を通してすばらしく成長されたと思います。受講生の皆様の今後の活躍を期待したいと思います!