【R01基礎】第9回講義

 令和元年10月20日(日)に鳥取県日野郡江府町にある中国電力俣野川水力発電所にて第9回講義「発電におけるベストミックスを考える」の講義を行いました。

 午前中は実際に発電を行っている発電所を見学しました。俣野川水力発電所は,揚水式発電とよばれる発電形式を用いています。この揚水式発電とは,上部と下部に2つの貯水池(ダム)を設け,電力需要のピークに合わせて上池から水を落として発電し,電力需要の少ない時間帯に下池から水をくみ上げるという,電力需要・供給の平準化を狙う蓄電を目的した発電形式です。受講生の皆さんは,発電所のスケールの大きさに驚いていたようです。

 午後は,中国電力のスタッフによる講義が行われました。昔は電力需要の少ない夜間にあまった電力で下の貯水池からの水のくみ上げを行っていたが,近年では太陽光発電の発展などによって日中に電力があまるようになったため,日中にくみ上げを行うようになったことや,現在の中国電力における発電バランス(火力・水力・原子力・自然エネルギーなどの発電方法の組み合わせ)がどのようになっているのかについてお話しいただきました。議論では,どのようなバランスで発電をするとよいのかについて意見を交わし,ホワイトボードに円グラフでまとめていました。

2019年10月21日|年度:令和元年度|プログラム:基礎