平成29年度 活動報告

報告会及び閉講式

 平成30年3月25日(日)に,鳥取大学の広報センターにて,報告会及び閉講式が行われました。

 報告会では,事前に立候補してくれた3名の受講生が,今年度の基礎プログラムで自分が一番関心をもった内容や,講義を受けて自分はどう変わったかについて発表してくれました。その後,閉講式が行われ,鳥取大学の中島理事から受講生1人1人に修了証が手渡されました。受講生の皆さん,約半年間お疲れ様でした。また,保護者の皆様も事業運営にご協力いただき,ありがとうございました。

 環境基礎プログラム(第一段階)の受講生のうち,第二段階に進みたいと希望する受講生は,選抜試験をへて,約2年間の環境探究プログラム(第二段階)に進みます。その募集につきましては,4月下旬~5月上旬頃にお知らせいたします。

2018年03月27日年度:平成29年度

まとめテスト及び企業訪問

 平成30年3月3日(土)に,鳥取大学の地域学部棟において,まとめテストが行われました。受講生の皆さんは,これまでの講義で学習した内容についての問題に真剣に取り組んでいました。

 この日の午後は,鳥取市内に本社を置き,小学生向けのプログラミングスクールを開催している(株)アクシス様にご協力いただき,アクシスの本社にてプログラミング講座を行いました。今回の講座では,紙とペンを使い,完成図のように画面のキャラクターを並べるにはどういったプログラムを書くかについて学習しました。受講生の皆さんはひらめきが早く,一緒に参加したメンターよりも早く,よりよいプログラムを作成していました。また,アクシスが行っている太陽光発電監視計測システムについてもお話いただきました。

2018年03月06日年度:平成29年度

第12・13回講義

 平成30年2月17日(土)に,鳥取大学広報センターにおいて,第12・13回講義が開講されました。

 第12・13回講義では,農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの伊藤壽啓教授による「地球環境の変化と人獣共通感染症」の講義と「鳥インフルエンザウイルスのルーツを探る」の講義がありました。
 午前中の「人獣共通感染症」の講義では,地球温暖化や人口増加に伴う経済活動によって,新興感染症の出現が加速化していることや,日本で狂犬病が発生していないのはどのような対策によるものなのかについてお話いただきました。 午後の「鳥インフルエンザウイルス」の講義では,最初の宿主にいるときに非病原性であった鳥インフルエンザウイルスが,どのように伝播して高病原性になっていくのかや,日本への感染ルートについてお話いただきました。受講生の皆さんは,インフルエンザが流行る時期ということもあってか,非常に興味深く講義を聴き,講義後には活発に質問をしている様子がみられました。

2018年02月20日年度:平成29年度

第10・11回講義

 平成30年2月4日(日)に,鳥取市浜坂地区にある鳥取大学乾燥地研究センターにおいて,第10・11回講義が開講されました。

 第10・11回講義では,乾燥地研究センターに到着した後,ドーム温室や降雨シミュレーターなどがあるアリドドームや,ミニ砂漠博物館を見学した後,インターナショナル・アリド・ラボ実験棟にて乾燥地研究センターの山中典和教授による「砂漠化する地球を救え」の講義と,黒崎泰典准教授による「モンゴル,黄砂研究の最前線」の講義がありました。
 山中教授の講義では,近年世界中の乾燥地で砂漠化が進行していること,砂漠化による被害は乾燥地だけでなく,黄砂という形で日本にも影響があること,砂漠化の原因,砂漠化を食い止める対策などについてお話いただきました。黒崎准教授の講義では,乾燥地と天候などの関係や,黄砂が日本に到達するまでのプロセス,そして鳥取大学の乾燥地研究センターがモンゴルに設置している観測サイトについてお話いただきました。受講生の皆さんは講義後に「持続可能な開発」と黄砂被害対策について議論しました。

2018年02月06日年度:平成29年度

第8・9回講義

 平成30年1月21日(日)に,鳥取県米子市にある国立米子工業高等専門学校において,第8・9回講義が開講されました。

 第8・9回講義では,米子高専の谷藤尚貴准教授による「卵の殻の内皮をもちいた不思議な発電現象を観察しよう」の講義と,藤井貴敏助教による「身の回りの水環境から環境問題を考える」の講義がありました。
 午前中の谷藤准教授による講義では,卵の殻の内皮に金属ペーストを塗り,尿素水溶液を垂らした燃料電池が発電するかどうかの実験を行いました。受講生の皆さんは,実験後にも金属ペーストを塗らなかった場合との比較を行うなど,積極的に実験を行っていました。午後の藤井助教による講義では,米子高専にある池の水をくみ,水の化学的酸素要求量(COD)などの数値を測りました。受講生の皆さんは,試薬を入れた水の色をテスターと比べるなど,じっくりと測定を行っていました。

2018年01月22日年度:平成29年度

第6・7回講義

 平成29年12月18日(日)に,鳥取大学鳥取キャンパスにおいて,第6・7回講義が開講されました。

 第6・7回講義では,本学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センターの早乙女梢准教授による「はじめてのキノコ学~「きのこ」という生物を理解する~」の講義と,遠藤直樹助教による「植物や昆虫を食べるきのこ,育てるきのこ~きのこの驚くべき暮らしとはたらき~」の講義がありました。
 午前中の早乙女准教授による講義では,菌類とはどういうものかについてや,きのこの一生,そしてきのこの生態系における役割などについてお話いただきました。午後の遠藤直樹助教による講義では,きのこのくらしかたには腐生・寄生・共生の種類があること,それらの種類ごとにどういったものを食べているのかについてお話いただきました。講義後の議論では,きのこを守り,育てるにはどうしたらよいかということについて話し合い,活発な意見交換がなされました。

2017年12月20日年度:平成29年度

第4・5回講義

 平成29年12月4日(日)に,鳥取大学鳥取キャンパスにおいて,第4・5回講義が開講されました。

 第4・5回講義では,本学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー(GSC)センターの伊藤敏幸教授による「第3の液体,イオン液体」という題目の講義がありました。イオン液体は,室温でも液体で,燃えない,揮発しない,リサイクルが可能と環境に優しく化学反応に必要な性質を持つ液体で,いままで不可能とされたことが可能となる魔法の液体といわれています。また,2015年にNHKのサイエンスZEROでこのイオン液体について放送されるなど,注目が集まっている液体です。
 午前中は伊藤教授によるイオン液体についての講義があり,午後は工学部の実験室にて,磁性イオン液体を実際につくる実験を行いました。受講生の皆さんは積極的に実験に関わり,磁性イオン液体が磁石で動く様子を興味深く観察していました。

2017年12月06日年度:平成29年度

第2・3回講義

 平成29年11月19日(日)に,鳥取県米子市にあります鳥取大学医学部において,第2・3回講義が開講されました。

 第2・3回講義では,午前中に本学医学部染色体工学研究センターの香月康宏准教授による「遺伝子・染色体の不思議な世界/染色体を使って何ができるだろうか?」という題目の講義と,同センターの久郷裕之教授による「染色体に仕組まれた細胞の寿命」という題目の講義がありました。午後は同センターの見学や染色体の観察を行いました。見学の際には,ノーベル賞のニュース等で話題となりましたiPS細胞や緑色蛍光タンパクなどを実際に見せていただきました。

2017年11月20日年度:平成29年度

開講式及び第1回講義

 平成29年11月5日(日)午前10時から日本海新聞本社大ホールにおいて、鳥取大学ジュニアドクター育成事業「めざせ!地球を救う環境博士」環境基礎プログラムの開講式と第1回講義が開講されました。

 この事業は、小学校5・6年生から中学生までの児童生徒を対象として、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の支援を受けて行われるもので、高等教育機関等において本物の探究活動に参加することで、問題解決に向けた強い意欲や科学的な創造力を育成しようとするものです。
 今回の環境基礎プログラムには、学力・実技試験等によって選抜された小学校5年生から中学校2年生までの35名が、鳥取県・兵庫県・島根県の広域から参加しています。

 開講式では、住川副推進室長の挨拶のあと、事業推進室スタッフの紹介、事業で使用するwebシステムの説明がありました。

 第1回の講義では、本学入学センター森川修准教授による「科学リテラシーとは?」という題目の講義がありました。「血液型」などの身近な話題から科学的根拠に基づいて考えることの大切さを学び、「温室効果」に関する問題についてグループに分かれて議論を行いました。 環境基礎プログラムではこの後、来年3月までの期間に、会場を鳥取大学の諸施設や米子工業高等専門学校に移して、環境をテーマとする講義や実験が13回にわたって行われる予定です。

2017年11月17日年度:平成29年度
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