令和3年度環境探究プログラム コース内容

令和3年度 環境探究プログラム

環境探究プログラムは,1~2年間の計画で実施します。
令和3年度の環境探究プログラムでは,4つのコースを設定しております。
(環境探究プログラムを受講できるのは,平成29年度~令和2年度の環境基礎プログラムを受講した方のみです。詳しくは募集要項をご覧ください。)

1:GSCコース(2年間) ※令和2年度環境基礎プログラムの内容がベースです。
①コース・テーマ名:「ゼオライトのイオン交換機能」

②実施できる研究例
・さまざまなゼオライトを用いてさまざまな濃度でイオン交換を行い,法則性を見出し,新しいゼオライトを 適用する際に簡単にテストできる方法を開発する
・他のイオンの共存下でのイオン交換の法則性を見出し,海水中など困難な条件でのイオン交換の方法を提案 する
 以上の例のように,ゼオライトのイオン交換機能を利用し,放射性物質や水・土壌中のNH4+など環境中の有害物質を除去する方法の開発に資する研究がよいと思われる.
 イオン交換操作,水溶液,固体中の元素の定量は可能.さまざまなゼオライトの入手は可能.ゼオライトの合成は場合によっては可能.ゼオライトの修飾(イオン交換によって別の型にする,焼成するなど)は可能.放射性同位体そのものを使った実験はできない.

③研究計画書を作成する上で参考にしてほしい事項・キーワード
・解説ビデオ(オリジナル,50分ですが好きなところだけ見てください)
https://tottori-u.manaba.jp/ct/page_3021c3016
 冒頭30分がイオン交換機能の説明,残りはゼオライトの他の用途など.
・解説ビデオに使ったスライドショー
https://tottori-u.manaba.jp/ct/page_3021c3016
・2020年度のテキスト(再公開中)
https://tottori-u.manaba.jp/ct/page_3021c3016
※上記の3つのコンテンツにつきましてはmanabaのコースコンテンツにて,環境基礎プログラム修了生限定での公開といたします。

・ゼオライトのさまざまな情報への入口(英語)
http://www.iza-online.org/
・学会による解説
https://jza-online.org/about
・ゼオライトメーカーによる解説
http://www.uskk.co.jp/faq_cat/faq/
https://www.tosoh.co.jp/zeolite/about/index.html
・福島汚染水問題とゼオライトの関連に関する文献
https://doi.org/10.5182/jaie.22.96
https://doi.org/10.5182/jaie.28.51
https://doi.org/10.20731/zeoraito.35.2.64
(閲覧には,日本ゼオライト学会への入会が必要です)
・ゼオライトによるアンモニウムイオン除去に関する文献
http://hdl.handle.net/10097/10094

④来年度の新規受け入れ人数
 2名

2:乾燥地コース(2年間)
①コース・テーマ名:「鳥取で黄砂を科学する」

②実施できる研究例
 黄砂は乾燥地で発生し、鳥取まで飛来してきます。本コースでは、鳥取に飛来する黄砂を観測、採取し、採取した黄砂の色や量を調べます。

③研究計画書を作成する上で参考にしてほしい事項・キーワード
※鳥取大学キャンパス内であれば、下記アドレスから電子書籍を閲覧出来ます。
 https://elib.maruzen.co.jp/
・「黄砂、健康・生活環境への影響と対策」 丸善出版 乾燥地研究センター監修
 https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/?book_no=294960
・環境省HP(黄砂関係):https://www.env.go.jp/air/dss/
・環境省の黄砂の健康影響HP:http://www.env.go.jp/chemi/post_121.html
・気象庁・環境省:黄砂情報提供HP:https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosateikyou/kosa.html
キーワード:乾燥地、黄砂、砂漠化、健康影響

④来年度の新規受け入れ人数
 1名

3:高専コース(2年間)
①コース名:水質コース

②実施できる研究例
・環境水を分析して水環境の汚濁度を評価し,水が汚れた原因について考える。
・湊山公園等で採水や採泥,底生生物採取を行い,水質や底質汚濁の分析を行う。
・水質および底質改善方法のひとつである湖底耕耘(底泥のかき混ぜ)を行い,その効果を検証する。
・水質浄化剤を用いて,水中の有害成分の除去効果について検証する。
など

③研究計画書を作成する上で参考にしてほしい事項・キーワード
 キーワード:汚濁,汚濁指標,COD(化学的酸素要求量),全窒素,全リン,pH,DO(酸素要求量),
       富栄養化,閉鎖性水域

④来年度の新規受け入れ人数
 2名程度

4:きのこコース(2年間)
①コース名:きのこコース
※本コースでは菌類きのこ遺伝資源研究センターの教員が複数人で指導する予定です。
※研究内容によっては野外での観察収集活動を行うことがございます。

②実施できる研究例
1)きのこの採集と観察
 野外にてきのこの生育環境を調査し多様性を知る。
 採集したきのこを光学顕微鏡などを使用して観察を行う。

2)きのこ菌糸体の培養
 実験室にてきのこの菌糸培養を行う。菌糸生育の様子を顕微鏡などで観察し考察する。

3)きのこの栽培
 野外にてきのこを栽培し、生育の様子を観察し考察する。

4)菌床を利用した抗菌作用調査
 栽培に使用した菌床をつかった、各種菌類に対する抗菌活性を調査し、きのこの生存戦略を考察する。

③研究計画書を作成する上で参考にしてほしい事項・キーワード
 参考図書:カビ図鑑(全国農村教育協会;出川ほか著)
      子供の科学「菌類の世界」(誠文堂新光社;細矢剛著)
      菌類の不思議(東海大学出版会、国立科学博物館編)
 キーワード:きのこ、菌糸、胞子、抗菌、栽培

④来年度の新規受け入れ人数
 1名

2021年4月10日