平成30年度 開講式・第1回講義

 平成30年8月5日(日)午前10時から鳥取大学広報センターにおいて、鳥取大学ジュニアドクター育成事業「めざせ!地球を救う環境博士」平成30年度環境基礎プログラムの開講式と第1回講義が開講されました。

 この事業は、小学校5・6年生から中学生までの児童生徒を対象として、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の支援を受けて行われるもので、高等教育機関等において本物の探究活動に参加することで、問題解決に向けた強い意欲や科学的な創造力を育成しようとするものです。
 今回の環境基礎プログラムには、推薦・一般選抜試験によって選抜された小学校5年生から中学校2年生までの23名が、鳥取県・兵庫県・島根県の広域から参加しています。

 開講式では、中島推進室長の挨拶のあと、事業推進室スタッフの紹介、各受講生の自己紹介等がありました。

 第1回の午前の講義では、読売新聞大阪本社鳥取支局長の岩井孝夫様による、インタビュー記事のまとめ方についての講義がありました。この講義では,住川副推進室長にジュニアドクター育成塾の活動についてインタビューを行い,その内容について受講生が各自で記事にまとめ,受講生が書いた記事について,岩井様から指導助言や講評をいただきました。

 午後の講義では,本学総合メディア基盤センターの木本雅也先生による,情報リテラシーについての講座とワードやエクセルの実習がありました。この講義では,さまざまな情報源から得られる情報から正しい情報をどのように見分けるかや,正しい引用の仕方について講義がありました。また,段落の装飾の仕方や表の作り方について,実際にワードやエクセルを動かしての実習が行われました。

 環境基礎プログラムではこの後、12月までの期間に、会場を鳥取大学の諸施設や米子工業高等専門学校に移して、環境をテーマとする講義や実験が17回にわたって行われる予定です。

2018年08月15日|年度:平成30年度